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SHIMAMURA ENGINEERING OFFICE

ものづくりの普遍のテーマに取り組んできた生産技術者の備忘録です。
スマート工場に向けた自動化、IOT、AIの活用について記載しています。
ご相談は下記のシマムラ技術士事務所へ。
It describes Automation and IoT/AI for smart factories.
For consultation, please contact the following office.

2026.08.14 01:22

531タグチメソッドと現場ヒアリングの重要性

 タグチメソッドは、品質や性能に影響を与える要因を効率的に評価し、最適条件を見つけるための優れた手法です。しかし、その効果を十分に発揮するためには、いきなり直交表を用いた実験に着手するのではなく、事前に現場で起こっている事象を正しく把握し、専門知識を持つ関係者へのヒアリングを通じ...

2026.08.08 02:35

530タグチメソッドと因果関係

 製造業や研究開発の現場では、「どの要因が品質や性能に影響を与えているのか」を明らかにすることが重要な課題となります。このとき、単にデータを集めて相関関係を調べるだけでは、真の原因を特定することはできません。例えば、ある製品の強度と気温に相関が見られたとしても、気温そのものが原因...

2026.07.29 00:06

529相関関係と因果関係

 データ分析において、変数同士の関係を評価する際によく用いられる指標の一つに R²値(決定係数) があります。R²値は「ある変数が別の変数によってどの程度説明できるか」を示す指標であり、値が1に近いほど強い相関関係があることを意味します。しかし、R²値が高いからといって、その二つ...

2026.07.25 23:51

528自働化とフィジカルAI

 自働化は、トヨタ生産方式において「機械に人間の知恵を持たせること」を意味し、単なる自動化とは異なる概念として位置づけられています。自働化の知恵とは、異常を検知し、自ら停止し、人に知らせ、原因を改善して再発を防ぐという一連の知的な働きのことであり、品質を工程で作り込むための根幹思...

2026.07.17 00:55

527一個流しとバッチ処理とハイブリット

 多品種を一定タクトで生産する複数工程ラインにおいて、最終梱包を「一個(または1ロット)ずつ即時に行う方式」と「一定量をまとめて梱包する方式」のどちらを採用するかは、QCDや運用負荷に直結する重要な設計要素になります。両方式には明確な特徴があり、製品特性、段取り負荷、タクト時間、...

2026.07.12 02:29

526自動化起点の工場効率化

 コンサル業務を進める中で、共通的なテーマとしてその進め方にあると感じています。依頼で一番多いのはロボット、IoT AIを導入したいといった内容です。ものづくりの普遍のテーマであるQCD対策に必要なツールであることは間違いありません。多くの依頼企業は今まで主だって効率化に向けた取...

2026.07.10 07:26

525 IoT・AI 導入におけるデータ取得の重要性

 工場において IoT・AI を活用していくうえで、最も重要な基盤は「データの質と量」であると考えられます。しかし、多くの製造現場で取得されているデータは、各工程の良否判定である OK/NG のみであり、これは AI 活用において本質的な制約となります。OK/NG はあくまで“結...

2026.06.26 00:19

524PLCとエッジコンピューター

 近年、製造業におけるエッジコンピューティングの重要性が高まる中で、PLC(Programmable Logic Controller)は単なる制御装置に留まらず、エッジコンピューターとしての役割を強めています。その背景には、PLC が持つリアルタイム性、決定論的制御、堅牢性とい...

2026.06.21 13:24

523QCDの本質と改善のための因果構造

 製造現場における QCD(Quality・Cost・Delivery)は、単なる管理指標ではなく、工程能力・生産性・工数構造を理解するための“因果モデル”として捉えることが重要です。特に、Q を工程能力や歩留まり、D を単位時間当たりの生産量、C を人件費として捉えると、現場の...

2024.06.30 00:10

522 自動化・AI化する前に

 以下は2019年度NPO法人自動化推進協会理事当時に機関紙の巻頭言として投稿した内容です。041自動化推進の課題の続編です。 以前、精密工学会の生産自動化専門委員会の研究会資料の中に、牧野先生(現自動化推進協会名誉会長)が「自動組立の基本」について7か条の形式で表現されていたこ...

2024.06.16 13:50

521自動化に向けた取り組み

 以下は2015年に日本ロボット学会誌に投稿した論文の一部を抜粋し編集したものです。 電子電気機器に共通な製造プロセスはSMT(Surface Mount Technology)、プリント板ユニット、装置モジュール、装置、梱包の各工程の組立・検査から構成されています。SMT工程が...

2024.06.08 23:10

520生産技術部門の取り組み

 大手メーカー企業には、2つの生産技術部門があります。1つは各事業部が持っているグループ工場の生産技術部門または製造技術部門と各事業部、グループ工場を統括する立場のコーポ―レート系(本社機能)の生産技術部門があります。コーポレート系の生産技術部門には2つの役割があります。1つはも...

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