479自動化構想設計(データ運用)

 ここでは データを活用した品質改善サイクルについて考えます。

・品質改善サイクル

 学習:過去データから予測モデル作成し、月1回更新します。 更新は期間中の製造条件の変更頻度によります。

 予測:直近データをモデルにインプットし結果を予測します。 最終結果との比較を常に行い、モデルをメンテナンスします。

 予兆:予測結果から異常があれば警告し、フィードバックします。事前に異常の判断基準を明確にしておくことが重要です。

 修正:重要因子の特定と加工条件を修正します。機械学習によるAIはディープラーニングと違い重要要因の特定が容易です。

 予測データを活用するしくみを現場に定着させて、最終的な課題解決となります。

SHIMAMURA ENGINEERING OFFICE

ものづくりの普遍のテーマに取り組んできた生産技術者の備忘録です。 スマート工場に向けた自動化、IOT、AIの活用について記載しています。 ご相談は下記のシマムラ技術士事務所へ。 It describes Automation and IoT/AI for smart factories. For consultation, please contact the following office.

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