526自動化起点の工場効率化
コンサル業務を進める中で、共通的なテーマとしてその進め方にあると感じています。依頼で一番多いのはロボット、IoT AIを導入したいといった内容です。ものづくりの普遍のテーマであるQCD対策に必要なツールであることは間違いありません。多くの依頼企業は今まで主だって効率化に向けた取り組みを行ってこなかったが、ロボット、IoT AIを導入すれば何とかなるといったイメージに基づいています。
工場全体の効率化を進めるに当たり手順があります。作業改善によるムリムダの排除、治工具の整備、自動化ロボット化、IoT AIの順に行う必要があります。IoT AIを進めるにあたり、良質で大量なデータが必要となり、それを取得するためには自動化によるデータ収集が必要となり、自動化を進めるためには作業のムリムダをなくさなければ、ムリムダを自動化してしまいます。といったことを依頼主に伝えると、初めて今まで自分たちが何もしてこなかったことを認識し落胆します。
そこでアドバイスとして自動化起点での工場効率化の進め方を提案しています。例えば、組立の自動化を進める場合、自動化に必要とされる周辺作業であるワーク搬送、パーツ供給のムリムダについて考えてもらいます。また、自動化はロボット等を使ってワークの加工組立をすると同時にその情報も同時に収集できるので、将来のIoT AIを考えて必要とされるデータを考えてもらいます。加えて、加工組立しやすい製品設計を検討してもらいます。
以上の手順は自動化が起点であり、そのすべてが自動化の取り組みであると伝えると納得してもらえます。
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